夜にしがみついて、朝で溶かして

一生に一度愛してるよ

こんにちは、マスオです。

年末のロック大忘年会『radiocrazy2021GRANDSLAM』当選しましたー!行ってきました!
余韻が凄いんですけど…!
まさか本日のこの曲をリハでやってくれるとは…。
因みにこの日のセトリは
リハ
一生に一度愛してるよ
欠伸
愛の標識
大丈夫
さっきの話
本編
キケンナアソビ
月の逆襲
ナイトオンザプラネット
イト
ラジオ
しょうもな

いやいや…Twitterでも神セトリと大絶賛でしたね〜。
最高すぎました。これはツアーも益々楽しみですね。

さて、本日はメジャー6thアルバム『夜にしがみついて、朝で溶かして』より、『一生に一度愛してるよ』について語ります。

この曲は長年のファンに向けた一曲ですね。
太客であればあるほどこの曲の真意が理解できるんじゃないかなと思います。

全体的感想

個人的にはこのアルバムの中で既配信曲以外では『料理』と並んでツートップの一曲ですね。

アルバムの中でも中盤に位置するこの曲は「イロモノ」的な位置付けだと思うのですが、最近、特にこのアルバムは色々攻めた曲が多い中、この曲は結構バンドサウンドやってて「普通ぽさ」があるんですけどこのアルバムの中ではかなり浮いている感じがします。
歌詞についても「変わってしまう事に不安を抱えているファン心理」を皮肉っているので、往年のファンに向けた曲に仕上がってます。

楽曲について

なんか初めて聴いた感想としてはイントロで「女性アイドルぽい曲」やなと思いました。何故かは分かりませんが笑。

おもちゃ箱みたいなイメージですね。歌詞も含めてですけど。
テンポはハイスピードみたいなんですけど、それを一切感じられない位良い意味であっさりしてます。
後、この曲は歌詞の中で過去曲を彷彿とさせる描写が出てくるのですが、私はこの曲のサビのメロディが前アルバム『泣きたくなるほど嬉しい日々に』の『泣き笑い』に近いような気がするのですが、もしかしたらこの辺もわざとオマージュしてるのかなぁなんて思いました。

歌詞について

ずっと好きで追いかけているバンドの事と、彼氏の事を対比的に描いていますね。
Aメロではバンドの今と初期を比較して『丸くなった』と表現していますが、これは初期ファンあるあるですね笑。
ファンは「昔の方が良かった」ってオジサンみたいな事言いますから笑。

Bメロでは彼氏の事ですね。
サビではそのバンドと恋人両方に言ってますね。
『バンドと恋人が逆だったらな』というのはAメロとBメロの事ですかね。

2番も同様ですね。
ただ、これも皮肉というか1番では『丸くなった』と言ってる癖に2番では『似たような曲ばっかりで飽きてきた』と身勝手なファンと恋人を重ねていますね笑。
尾崎さんはこれを『ファンは恋人だと思っている』発言からも同等の存在としてこの曲で描いているんだよと言いたいんだろうなと思います。
Bメロでは『コウキ』という彼氏の名前が出てきますがこれは「後期」と掛かってるから『それも皮肉だね』って事ですね。

ラストサビについて

『出会ったあの日は103です』は完全に『ラブホテル』の歌詞ですよね。
カオナシが歌ってるし。
『一回も減らしたくない』ってのも『ラブホテル』の『一回くらい減るもんでもないし』の対比ですね。

最後には『ファースト』アルバムのタイトルでもあり、『愛の標識』の歌詞にもある
『死ぬまで一生愛されてると思ってたよ』で締め括るというね。
もう笑うしかないですよ。

ゴリゴリの太客で、メジャーデビューから応援してきた私としては嬉しかったですけどね。
あ、ちゃんとわかって作ってるんだ」というのがね。

あんまり新しい事ばかりやられ過ぎると、やっぱり「昔の方が好き」勢の声が大きくなりがちなんですけど、尾崎さんはファン心理を理解した上でそういった古参ファンにこの曲でアンサーしたわけですよね。

ただ、本物のファン(自称)の私としては「こちらもわかってますよ。でも嬉しかったですよ」とクリープハイプに伝えたいですね。

因みにYouTubeに上がってる『ことぼのおべんきょう』で尾崎さん本人から歌詞の解説がありますが、私はあくまでも「聞き手」として書いておりますので、間違った解釈もしてるかもしれませんが大目に見てやってください笑。

それでは、本日はここまで。

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