記事にしようかな、とも思ったんですが、中々その気にならずに…。その2週間くらい前にコロナにもなったし…。いやー辛かったな、ワクチン打ってたのに。
皆様もお気をつけください。…ってしてたら新曲ですよ!そうですよ、愛のネタバレです!本日は2022年9月28日配信限定シングル『愛のネタバレ』について語ります。あ、ここからは歌詞とかネタバレを含みますのでまだ聴いてない方はブラウザバックをお願いします笑。
楽曲について
この曲は『尾崎世界観の日2022』でもやってたみたいですね。弾き語りでも良いだろうなぁ。
私は上述の『クリープハイプの日2022大阪』で初めて聴きましたね。
結構ミドルナンバーというか、テンポで言うと『幽霊失格』ぐらいですかね?とにかくゆっくり目の曲で聴きやすいなぁというのが第一印象です歌詞はまぁ尾崎さんの歌い方だとわかんないですよね笑。
ピアノ?キーボードから始まるんですけど、最近カオナシキーボード弾きすぎでは笑。全然いいんですけど。ってか最初に尾崎さん『あ』って言ってますよね笑。
最近の曲らしくイントロ短めですね。このあたりはトレンドを押さえにきてるんでしょうか。クリープのイントロ個人的には好きなんですけどね。
曲自体は物悲しさが全体的に伝わってきて、歌詞はわからなかったけどきっと別れの曲なんだろうなぁという、まぁクリープらしいというか尾崎さんらしいというかね。まさに真骨頂というか。
歌詞について(1番Aメロ)
この曲もかなり文学的というか読解が難しい歌詞で、私みたいな『音楽評論家気取りのバカ』には大好物な訳でして笑。尾崎さんには答えを言ってほしくないですね笑。
前回書いた『チロルとポルノ』やこの歌詞もそうなんですけど、尾崎さんの歌詞は当たり前のような誰もが感じてる日常のちょっとした場面を切り取る角度が凄く上手だと思っています。
最初『初めて見た時初めて見たと思えた』ってナンジャラホイ?って感じですけど、
尾崎さんの歌詞の登場人物はかなり皆感性が鋭くて、当たり前のことに敏感に捉える傾向があるんですよ。
なので『どこかで〜』のデジャブ感よりも『もっと運命で好きだと思ったん』ですよね。
ここは出会いですね。この最初の部分が2番に効いてくるとは…。
1番Bメロ
でもね、3以上であれば良いんですよ。
むしろ高すぎるやつより信用できる、までありますからね笑。
あの星って買えるらしいですから笑(どこの星だ)。
という事で、かなり捻った見方かもしれませんが、自分の彼氏や彼女が最高!世界で1番カッコいい(可愛い)、性格も良くてこの人以上の人なんていない!なんて思ってる人どれくらいいるでしょう?
まぁ付き合いたてのカップルならあるかもしれませんが、大体の人は自分の中で「アリかな、好きかな」ぐらいで付き合ってるんじゃないですかね。
後はストレートに歌詞を読んで、『ここからはネタバレを含む』ってタイトルを回収するんですけど、今までの気持ちは結果、別れたから盛り上がってた気持ちが落ちてきての『星5のうち3.2』なんじゃないかな、とも思えますね。
だから『この人を好きな人は こんな人も好きだろうとか』考えてるんじゃないですかね。
尾崎さんも良く言われましたもんね、クリープ好きな人はYONIGEも好きって笑。
そしてサビのネタバレに行くわけです。
サビ
『笑えないって 笑えがんばれ』は自分に言い聞かせていますよね。
最後に、別れる前、元カノ、笑ってたなぁ。
いや、私の過去ですけど。私は笑えなかったなぁ。
『夜のコンビニ 駅前の椅子 帰り道で』
ここの描写好きです。別れた後の風景を描いてますけど、これがまた想像できて良いんですよね。
泣きながら帰ってるんだろうなぁ。
2番Aメロ
過去の振り返りをした後、『最後に見た時最後に見たと思った』と1番の最初のフレーズを変えて付き合う前と付き合った後に別れた時の状況を上手く表現されてますよね。
ここでの「別れた」はカップル解消の「別れ」じゃなくて「また今度ね」の一時的な「別れ」ですね(上手く伝わるかな?)。
1番では『なんか嬉しかった』
2番では『いつも愛しかった』
付き合う前はよくわからなかった気持ちが、付き合った後は愛しかった事がはっきりわかってたんですよね。
あと、ここも1番はワンフレーズ目で2番ではツーフレーズ目にしててなんか音楽的な事は良くわからないけど凄いなぁと思いましたね。
2番Bメロ
『あの口コミ』はまた某サイトを引用しているようで、実はエッチな意味なんじゃないかと思うんですよ。クリープファンなら皆そう思ったはず笑。
『蜂蜜みたいな味』は『蜂蜜と風呂場』じゃないですかー笑!(ここでファン狂喜)
同一人物では無いでしょうけど、これ主人公がクリープファンっていうオチじゃ無いかな笑。
ラスサビ
『自分の家が自分の家過ぎて やっと笑えた』ここでわかるのは、最後の手を握ってた時、やっぱ笑えなかったんだなぁ。普通そうだよなぁという。
しかもここでの笑いはきっと、「なんだこの家、普通じゃん、ハハッ」みたいな乾いた笑いというか、そういう感情なんじゃないでしょうか。
この後また帰る途中の風景描写。
『スーパーライト』はスーパーとライトの事かと思ったんですけど、多分タバコかな?
私は禁煙者なので詳しく無いですが、彼氏に頼まれて買ってたタバコを『たまに間違え』てたんじゃないかなと。
そして最後に『初めて別れて初めて別れたと思った』ですよ。
ここが本当の「別れ」の事ですけど、ここを描きたかったんじゃないですかね。この曲は。
しかも多分、初めての彼氏(彼女)だったんじゃ無いですかね。『初めて別れて』って書いてあるし。
ここは時間の描写もわかるようになってて、上に書いた通り1番2番の
『なんか嬉しかった』『いつも愛しかった』は過去のことなんですよ。
でも最後は『それが悲しくて 泣きそうになる っていうか泣いてる』と現在形になってるので、この曲は別れ〜帰り道〜自分の家に帰るまでを描いていて、その途中で昔〜今の感情の変化を描いている歌詞だと読み取りましたね。
何が『ネタバレ』だったのか?
という事について語りたいと思います。
私が思うに、「感情のネタバレ」だと思います。
多分、男女が別れる時に1番素が見られるというか、喧嘩した時もそうですが、相手に全部バレてしまったという意味での『ネタバレ』と、
後はかなり穿った見方ですが、読み手(つまり私たち)へのこの主人公の気持ちの『ネタバレ』なんじゃないかなーと思いました。
え、深読みし過ぎ笑?かもしれません。まぁ私の妄想だと思っていただければ。
後「バラし」って「撤収」の意味もあるじゃないですか?
「撤収=別れ」で『愛のネタバレ』=「愛の別れ」っていう事なのかなともね。考え出したら色々出てくるな笑。
いや〜物語性に溢れた一曲でしたね。
別れの曲は色々ありますが、尾崎さん視点の別れの曲はなんか胸にグサッとくるというか、
蓋をしていた感情を抉られる感じがありますよね。
それでは、今日はここまで。
そういえば!大阪城ホールのドームツアー決まりましたね!リベンジ楽しみ!
私は最速先行で応募して当たりました!
記念すべき日なので久々にツーデイズ両方申し込みましたー!
皆様一緒に盛り上がりましょ!後は良席頼む!