シングル曲 一つになれないなら、せめて二つだけでいよう

百八円の恋

こんにちは、マスオです。
今日はレディクレ中ですが更新します。
明日はレディクレの感想について書きます。

今日はこの後レディクレでやってくれるかどうか微妙な曲『百八円の恋』について語ります。

あ、レディクレってのは大阪でやっている年末の大型フェス『RADIO CRAZY』の事です。

以前はカウントダウンだったんですが今では27、28日辺りに開催されていますね。

ま、その話は明日するとして、

この曲ですが、映画『百円の恋』の主題歌として書き下ろされた曲です。
安藤サクラさんの女優魂が炸裂した素晴らしい作品なので是非観て欲しい映画です。
その映画を強く彩ったのがこの曲なんですが、導入部分の『もうすぐこの映画も終わる』がどういう入り方をするのかな、と思いながら映画を観てましたね笑

まぁ、当然最後の方なんですが笑

この導入部分、弾き語り、というかほぼ尾崎さんのアカペラで始まります。
この導入部分を初めて聴いた時は鳥肌が立ちました。

からのドラムのドン!ドン!を合図に一斉に楽器達が鳴り出すイントロはテンポが激しいです。恐らくクリープハイプの楽曲の中でもこれだけスピード感のある曲はないのではないでしょうか。

メンバーも演奏するのに練習を重ねて苦労されたみたいです。

それでも演奏中は颯爽と弾いているのでやっぱりプロだな、と思いますね。

『百円の恋』がボクシング映画で、その主題歌なので「闘う」という事がこの曲の一つのテーマになってます。

映画の事を歌ってるんだなぁというのは当たり前の事なのでそれを一旦忘れて歌詞を読んでみると恋愛で失敗した方向けの歌というか、まぁ応援ソングというよりは自分の気持ちを代弁してくれる代弁ソングでしょう。

タイトルの百八円も消費税が変わってしまうと急に古臭い曲のように扱われるんでしょうね笑

百五円の歌とかあるんでしょうか。

さて、メインの歌詞はサビの『痛い』と『居たい』を掛けて連呼しています。

キャッチーで覚えやすいですね。
主題歌として、『百円の恋』の武正晴監督に「映画を喰うぐらいの曲を作って欲しい」と言われたそうで、それぐらいこの曲は映画と真正面から「闘った」曲だと思います。

聴いただけではわからない、「歌詞をじっくり観て欲しい」と以前から公言している尾崎さんならではの手法ですね。

振られてしまって『痛い』んだけど側に『居たい』という意味合いでしょうか。

『百円の恋に八円の愛』と書いている辺り、恋の延長線上に愛がある、というのが尾崎さんの考えでしょうか。

消費税だとしたら本当にいらないものなんですが笑

国という大きなモノを動かすのには必要なんでしょうけど、ね(-。-;

私は涙腺が弱い方なんですが悲しくて涙が出る事はほとんど無いんですよ。

なので『涙なんて邪魔になるだけで 大事なものが見えなくなるから』の部分はイマイチ共感できないんですが、女性は結構すぐに泣かれるじゃないですか?
私の経験上、皆「泣きたくて泣いているわけじゃない」って言うんですよ。

なのでそういった感情なんでしょうね。

尾崎さんも恐らくそういった経験があるので表現できたんでしょうけど、女性心理を描くのが上手いですよね(誰目線やねん)

私は個人的に仕事目線でこの曲を聴きますね。多分私ぐらいかもしれませんがf^_^;

この曲は「闘う」事が一つのテーマであると申し上げましたが私は「闘う」事は「生きる」事だと思います。
急に壮大になりましたね、急に笑

皆さんも「生きて」いれば様々な事と「闘って」おられると思うんですよ。

会社なのか上司なのか客なのか親なのか彼女彼氏なのか妻夫なのか学校なのか先生なのか友達なのかネットの住人なのか自分の欲望なのか、

はわかりませんけど。

そういう意味ではこの曲は「生きて」いる人で私も含め結構「負け」が込んでいる人の代弁ソングだなぁと思うわけです。

本当にポジティブな人や上や前しか見ていない方には合わないでしょう。

そもそもクリープハイプ自体そういう方には合わないですねf^_^;。

壮大にしましたが風呂敷はさっさと畳んでしまいましたけども笑

でも私は不思議とこの曲を聴くと前向きになれるんですよね。

なんでなのかよく自分でもわかってないんですけども。

今日はちょっと長々と書いてしまいました。

それでは、今日はここまで。

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