今日はインディーズ時代のミニアルバム『mikita.e.p』に収録されている名曲『猫の手』について語ります。
この曲の歌詞はネットで探してもあまり出てこないので参考までにここに載せたいと思います。
『猫の手』作詞、作曲:尾崎世界観
馬鹿な男達に嘘のメールをするのが今の私の仕事です
猫の手を借りるように昔あなたに送ったメールを借りたいぐらいです
好きだったあのバンドもだんだんとダサくなって初期の頃は良かったなぁとか
側に居れたらそれだけでよかったのに
馬鹿な男達だってだんだんと歳を取っていつかはこの嘘もバレる
猫の手を握るように昔握ったあなたのその手を握りたいのです
好きだったあのバンドだってだんだんと年を取っていつかはこの歌も終わる
側に居たいな、それだけでいいのにな
嬉しいとか楽しいとか忘れたよ
ねぇ君は今何してる僕は1駅乗り過ごして今から帰るところ
聴いたままを起こしたので歌詞カードはちょっと違うかもしれません。
この曲は本当に隠れた名曲ですよね。
この曲はクリープハイプ名義ですが完全に尾崎さんの弾き語りです。
猫の手も借りたいぐらい忙しかったのでしょうか、当時あの名曲『ボーイズENDガールズ』も急遽作成したとの事で、スケジュール的に追われていたにしてはこのアルバムの曲は3曲ともファンの間では人気の高い曲として知られています。
音楽評論家気取りなんですよ、私とか笑
2番の『いつかはこの歌も終わる』の部分はメタ的ですね、シビれます。
それまではキャバ嬢目線で書かれていますが途中から男性(客?)目線になってますね。
どこからやと思いますか?
私は『嬉しいとか悲しいとか忘れたよ』の所からやと思いました。
皆さんはどのように読み取ったでしょうか。
では、今日はここまで。
やっぱ音楽評論家気取りの馬鹿です、私は。