世界観

アイニー

こんにちは、マスオです。

まだまだ蒸し暑い日が続きますね、

秋はあっという間なイメージです。

さて今日はメジャー4thアルバム『世界観』より『アイニー』について語りたいと思います。

この曲は凄い名曲ですよ、いや、この曲「も」ですね!

曲自体もそうですが、歌詞も非常に読み応えのある歌詞でして、尾崎さん節が随所に現れています。

この曲はアニメ『境界のRINNE』のOPテーマとして作られた楽曲で、アルバム発売前によ聴かれた方も多いでしょう。

クリープがアニメの曲??

と思い興味津々で聴いてみましたが完全にクリープハイプな曲でしたね笑。
でもある意味尾崎さんでは初めて二次元の事について書いた楽曲ではないでしょうか?

ちょっと大人な雰囲気漂うイントロのギターリフに、アニメの曲なのに?と思いましたね。

でも歌詞(1番)はアニメに合っていて、「いつか超えて会いにいくから待ってて」の部分はあの世とこの世を超えてくるっていうアニメを意識した歌詞だと思います。

それまでも六道りんねと間宮桜(ぽい)微笑ましい感じがします、特にアニメ版は端折っている部分があり、余計にそう感じますね。

最近バンドがアニソンの主題歌をやる事が多くなりましたが、キュウソネコカミにしろKANA-BOONにしろきちんと自分達の色を出しててアニメに合わせ過ぎないように作っているなと感じます。勿論クリープも。

ちょっと脱線しました。

この1番までで、私は3つの事を歌っているなと感じました。
①境界のRINNEの二人の事(↑に書いた通り)
②ちょっと上から目線の高慢な女性と遠距離恋愛中の男のカップルの話(歌詞見たままです)
③キャバ嬢(風俗嬢)と客の関係性

③について言わせてください笑。

私がクリープにドップリ浸かり過ぎているせいかもしれません(^^;;。
あ、この書き方なんかマイルドになるな笑。クリープだけに。

ちょっと③目線で見れる部分を抜粋します(※妄想が入っています)

「早く呼んでよ(指名してよ)」

「関係なんていらないならただ割り切ってよ(割り切った関係でいましょう)」

「あなたとは次元が違うから(一般人とは住む世界が違うから)」

「ただやりきってよ(ナニをですか?)」

「引き出しの中に入りきらない(客の名刺が)」

「また会う日までずっと暇で(指名してくれなくて)」

いかがでしょうか?

そう見えなくもないでしょう?
無理矢理過ぎますかね;^_^A

でも、恐らく↑の三つは全てミスリードで、2番から真実が明かされるんですよ!

つまりは

④漫画の中のキャラクターと読者の事

「早く読んでよ」「コマで割れない」「吹き出しの中」「習慣になる週刊」など、漫画を連想させる表現が一番の韻を踏んで出てきます。

歌詞の構成凄すぎるでしょ!

そして極めつけは最後のサビで

「君の髪の匂いは紙の匂い」と完全に漫画である事がわかります。
この辺り、歌詞を読まなければわからない尾崎さんらしさ全開の言い回しですね。

「君に触れる僕の親指はちょっと黒くなる」はインクの事だと思いますが、これ多分読者は泣いてますね。涙で滲んで指が黒くなったんでしょう。

最後は「いつか超えて会いに来てね待ってる」と決して届かない読者の気持ちを代弁しているかのようです。

そう考えると、一番は漫画のキャラクターの発言のようでいて、実は読者の妄想という見方が正しいような気もします。

実はとても悲しい歌なんです。なので曲調もちょっと寂しい雰囲気が漂っているんでしょうね。

境界のRINNE、これキッカケで見てみましたが相変わらず高橋留美子先生の作品って感じがしましたね笑。

私も、中学生位の頃漫画のキャラクターを好きになった事がありますが、同時に虚しくなりましたねぇ…遠い目。

この歌について語れてよかったです。

それでは、今日はここまで。

-世界観

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