幽霊失格

突然ですがあなたは幽霊を信じますか？

私この歌詞とリンクしてるといいますか、そんな奈良時代に付き合っていた元カノの事をね、この曲を聴くと思い出すんですけれども。

さて、今日は2020年9/18配信限定『幽霊失格』について語ります。

この曲もMVで先行されてたり天竺鼠の川原さんとタッグを組んでたりクリープハイプ本人がいないのにライブしたり面白い企画を色々してましたよね。

川原さん好きなので嬉しかったですね。

オンライン体験イベントとかありましたね〜。私は参加していませんがされた方のご意見とか伺ってみたいです。

ミドルナンバーといいますか、初聴では凄く落ち着いた曲だな〜というのが印象です。

イントロの入りだけ幽霊ぽさがありますが曲全体にそんな怖い雰囲気はありません。

以前語りましたがどちらかと言うと『キケンナアソビ』の方が怖い曲に感じます。

曲全体に凄く印象的な部分があるというわけではなく淡々とした曲なんですが、歌詞を凄く聴かせたいんだなというのが伝わる曲なのかなという印象ですね。

幽霊失格については私自身こんな感じかなぁと思ってた部分が尾崎さんと合致してたので、答え合わせみたいな気分で見ていましたね。

あれからもう半年以上経ったのでもうほとんど内容は覚えていません笑。

歌詞全体で見ると尾崎さん得意のダブルミーニングの曲ですよね。

まぁ、どちらにせよ悲しい曲ですよ。

もうこの時点で幽霊失格最高！ってなりましたよね笑。

『君が猫で僕は犬』でもある通り、犬は男性表現をしている可能性が高く、今回の主人公（人間の方）は男性でしょう。

『顔色悪い　ちゃんと食べてる』はそれぞれ最後に？がついてますよね。

心霊写真なんかに映る幽霊ってなんか不気味で色白じゃないですか。

まぁ私も好きだった人なら怖いよりも心配になりますかね。

最後に『思い出させてばかり　君は幽霊失格』とタイトル回収ですが、幽霊なんて怖いから基本忘れたいですよね。

ラスサビ前の『写真にだけ写る美しさ』はこの歌詞のポイントというか尾崎さんが伝えたいんやろなあと思ってた所で。

幽霊とか、思い出は、写真にしか写りません。あ、ムービーでも写るか笑。

映像よりも一枚の写真から色んな想像ができますしね。

そういう意味では歌詞と小説は動画と写真の関係に似ているような気もします。

あ、なんかこの辺りの発想から尾崎さんなら凄い歌詞を書いてくれそう。

ものすごく未練タラタラな曲ですよね。

男性目線の曲はとかく共感しやすいので好きになりがちですね笑。

尾崎さんが考えるおばけや幽霊は一般的な「怖い」というイメージがあってそれを違う視点から描いているように感じます。

まぁおばけに限らずそういう表現が多いんですけども。

違う視点から見てみれば同じものも違って見えたり、意外と本質をついたりするのかなぁ、などと難しい事を考えてみたりする事ができるのも、クリープハイプの魅力ですね。

それでは、今日はここまで。