シングル曲

クリープ

こんにちは、マスオです。

私はコーヒーはブラックでも砂糖入りでもどちらでも飲めますがなるべくなら砂糖入れたい派ですね。

今日は、メジャー7thシングル『愛の点滅』のカップリング曲『クリープ』について語ります。

この曲は森永乳業の商品「クリープ」とタイアップして作られた曲です。

そんな曲だけあってこの曲はコーヒーに入れる「クリープ」と「クリープハイプ」を表現した歌詞になっています。

尾崎さんは両者について「奥に隠された本質が一緒」だと言っています。

それは本来の意味するものをボヤけて(中和して)表現するという所にあるという事です。

尾崎さんの歌詞はこのブログでずっと語っているように意味がわかりづらい曲が多く、色んな意味をリスナー側で想像できるように作られています。

一方「クリープ」はコーヒーを甘く、薄める効果があります。
この匙加減は飲む人側に託されるわけです。

単に名前が同じだけでなく、このように似た成分を持っている両者だからこそコラボが実現したのではないでしょうか。

曲調も「クリープ」を表現しているかのように優しい曲調で、小川さんのギターリフも混ぜている様を表現しているように聴こえます。

歌詞は尾崎さんが普段曲を作る時とか、「クリープハイプ」の本質を正直に、時に自虐的に描いています。

『歌にできないこんな事を ちょっと甘く薄めてくれよ』はエロティックな部分の事なんでしょうね。

『聴くに耐えないこんな声を ちゃんと甘く薄めてくれよ』は自虐的な表現ですよね。その後に『馬鹿でもわかるこんな声で』も同様に。やっぱりまだ言われるんでしょうかねf^_^;

でもその後の『真実の愛を歌いたい』これが正直で本質的な尾崎さんの気持ちなんでしょう。

サビは完全に「クリープ」に寄せていってますよね。『混ぜる』『爆ぜる』『撫でる』とelの韻を踏んでるあたり、尾崎さんの得意な表現全開です。

最後は最初と同じく『歌にできないこんな事を ちょっと甘く薄めてくれよ』と呟くように歌い終わりますが、これは「クリープ」に対する願いみたいなものなのかなって思います。

ってかタイトルややこしいよ笑!

それでは、今日はここまで。

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