吹き零れる程のI、哀、愛

吹き零れる程のI、哀、愛(アルバムまとめ)

こんにちは、マスオです。

クリープハイプの日、もしかしたら行けないかもです…こんな状況なので。
あーコロナが憎いー!

気を取り直して、
さて、本日はメジャー2ndアルバム『吹き零れる程のI、哀、愛』について語ります。

アルバム全体感想

このアルバムからメジャーシングルか含まれるようになり、いわゆる「普通」のメジャーバンドとしてCDを発売していく事になります。
ささ
尾崎さんはこの、「シングルを3枚リリースしてアルバムを出す」というサイクルに少なからず憧れがあったようです。
ミュージシャンの一つの夢というか目標なのかもしれませんね。

01.ラブホテル


アルバムリリースに先行してMVがGYAOで観る事ができたんですよね。
夢中で聴いていたのでよく覚えてます。
凄くキャッチーな曲で、このタイトルじゃなかったらもっと売れてるだろうになぁと思った記憶があります笑。

02.あ


クリープハイプのアルバムの中にはかならず一曲は攻めた曲というか、攻撃的な曲がありますが、それがこの曲です。
口パクのアイドルを揶揄している曲ですね。
この時代は某アイドルグループが音楽業界を席巻していましたからねぇ…。

03.おやすみ泣き声、おやすみ歌姫


メジャーデビューシングルですね。
この曲は本当にクリープハイプど真ん中直球の1曲ですね。
ギターロック、特徴的な歌詞、切なさと激しさが合わさっているといいますか。
この曲も非常に人気の高い1曲ですね。

04.憂、燦々


メジャー3rdシングルで『アネッサ』のCMにタイアップされたこの曲。
クリープハイプといえばこの曲という方も多いでしょうね、一般的に。
この曲から知ったクリープファンもいらっしゃると思います。
まぁ確かに良い曲なんですけど、個人的にはクリープハイプといえば?という曲ではないかなと思います。
タイトルが秀逸ですよね。憂鬱が燦々と降り注ぐという。あの毎回『愛、燦々』をもじっているのも良いです。

05.マルコ


尾崎さんの飼っている犬の名前なんですよね。
凄く可愛いらしいポップチューンです。
尾崎さんのiPhoneで撮ったというマルコの鳴き声も収録されていて、全体的にほっこりする曲です。

06.女の子


これまでの流れからすると落ち着いた一曲。
好きなアイドルを崇拝している人の心情を描いた歌詞だと読みましたが。
アルバムのツアー以外で聴いた事がないですね。

07.社会の窓


メジャー2ndシングルです。
応援するファンの複雑な感情を描いている一曲。
歌詞にある通り『アルバムの7曲目』ですね。
まぁこのアルバムがリリースされる事がわかった時から絶対そうだろうなと皆思ってたと思いますけど笑。
色んな意味で攻めた一曲。ライブでも盛り上がりますし私は好きな曲ですね。

08.NE-TAXI


『When I was young, I'd listen to the radio』収録曲です。カオナシたっての希望でこのアルバムにリテイクしたとのことです。
原曲も良いですし、こちらはこちらでバンドサウンドが洗練されてより迫力ある曲に仕上がってます。
リテイクの嬉しいのは、カラオケで歌えるようになることですね笑

09.かえるの唄


本アルバムのカオナシ曲。
この曲も数年、フェスやライブの鉄板曲になってましたね〜。
個人的にも勢いがある曲ですし盛り上がるので好きな一曲です。
何故かここ最近はあまりライブでやらなくなりました。

10.さっきはごめんね、ありがとう


当時のマネージャーが結婚されたという事でその為に作られた一曲。
クリープにしては珍しくハッピーな内容の曲ですね。

11.シーン33「ある個室」

映画『自分の事ばかりで情けなくなるよ』の中のセリフが収録されています。
これは私の中では曲としてカウントしていないので記事もありませんが、ここで説明することができて良かったです

12.傷つける


メジャー3rdシングル『憂、燦々』のカップリング曲として収録されていた一曲。
映画『自分の事ばかりで情けなくなるよ』のテーマソングとしても起用されていたことも影響あるでしょう。

尾崎さんはライブでこの曲を演奏する前、「聴いている人に傷をつけたい」と言っていました。

何か印象をお客さんに残したいという思いを感じられる一曲ですね。

13.自分の事ばかりで情けなくなるよ(初回盤ボーナストラック)


この曲は9.11の大震災の際に尾崎さんが書いた曲です。
みんな誰かの心配をするんですけど、結局自分の事を中心に考えてしまうよな、というこちらも色々と考えさせられる一曲ですね

このアルバムがリリースされる頃のクリープハイプはイケイケで、おそらく客観的にみて、世間的な知名度が1番高かった時期かなと思います。

箱(ライブハウス)もキャパがどんどんと大きくなっていったのでこの時期はファンとしてもクリープが遠くに行ってしまう事を感じられるようになりましたね。
メディアにも沢山出るようになりましたし。

そしてこの後武道館、レコード移籍と多くの話題を振りまいてくれるのですが…。
結果的にここから少しクリープハイプ的には停滞期に入ります。
私はずっと変わらず良い曲を提供してもらってるイメージですけどね。

それでは、本日はここまで。

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