こんにちは、マスオです。
私は別に物真似してる訳じゃないんですけど、オードリーの若林に喋り方と声が似ていると言われます。
自分じゃそんな風に聞こえないんですけどね〜笑。
全体的感想
もうね、この曲について語りたいから復活した、までありますからね笑。
居ても立っても居られないと言いますか笑。
他の方のご意見も聞きたいので是非コメントくださいね!
本日はアニメ映画『どうにかなる日々』の主題歌『モノマネ』について語ります。
劇伴曲も全てクリープハイプが手がけているという事であの有名な『君の名は』方式ですね。
こちらはRADWIMPSが全て担当してたんですよね。
他の新海誠監督の映画であればクリープの方が合ってる感じがありますが、まぁ『君の名は』はハッピーエンドすぎるからなぁ笑。
最近ミュージシャンが劇伴曲まで担当するのが流行ってるんでしょうか。
その劇伴曲も含めたアルバムもリリースされましたね(先行配信も含めて勿論購入しました)。
この映画もクリープハイプ的と言いますか、本当に良く合ってる曲ですよね。
元々はマンガ原作なんですよね。マンガは読んでいませんが映画は配信で観ました(このご時世なので…)。
楽曲について
この曲、クリープファンなら一度聴けば『ボーイズENDガールズ』に似てる?
ってなりますよね?
まぁ主に歌詞がそうなんですけど。
これは尾崎さんも認めていて、作っていく過程で『ボーイズENDガールズ』に似てきてしまったのでもうそれならいっその事こと続編という形で作ってしまおうという事ですね。
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ボーイズENDガールズ
こんにちは、マスオです。 この曲を書くべきかどうかすごく迷いました。勿論凄く好きな曲で、思い入れが強すぎる感があるからですね。 まぁまた語りたくなったら語ります。 この曲はmikita.e.pというイ ...
面白いのが、この『モノマネ』自体が『ボーイズENDガールズ』の「モノマネ」なんですよね笑。
この手法は『手と手』が『手』になった、というシリーズと同じですね。
しかしどちらも結末は…。
個人的にはAメロの所の小川さんのギターが好きですね。
歌詞について
全体的にはよくある未練の曲だな、という感じですね。
この辺りも『手と手』に近いんですけど。
ただ『手と手』『手』は男性目線、女性目線でそれぞれ描かれていたんですが、
この『モノマネ』と『ボーイズENDガールズ』はどちらも女性目線での曲になっています。MVは男性目線でしたけどね。
また、『ボーイズENDガールズ』がかなり前向きな雰囲気(だけど焦燥感)で、今から大好きな人に会いに行く〜っていう歌詞なんですけど、
『モノマネ』はその後何やかんやあって別れた後の視点なんですよね。
例えるなら、『ボーイズENDガールズ』が高校生の頃で、『モノマネ』の舞台が大学生〜社会人と言った所でしょうか。
私も男性ですが過去、未練がましい恋愛経験があったのでこの曲には良い意味で大分抉られましたね笑。
Aメロ
もうね、頭から『シャンプーの泡』ですよ。
この時点で『ボーイズENDガールズ』が頭によぎりますよね笑。
このAメロが幸せな日常風景なんですよね。
ここは敢えてそういう描写にしているんでしょう。
物語性が凄いですよ。
ただここで、『嬉しくなって でもその分 小さくなる石鹸』という描写があります。
何かここで少しザワザワしました。
ちょっと気持ち離れてるのを表現してませんか?
敢えてこの表現にしたのが私は気になりました。
Bメロ
ここでも『おんなじ空を見る』『同じキーホルダー』という親の小言よりも聴いたフレーズが出てきます。
この『おんなじ』『同じ』という表現が『ボーイズENDガールズ』と全く同じなんですよ!
『何から何までそっくり』というのがタイトルの『モノマネ』を表してますね。
思えば私も好きな人が好きすぎて同じ言葉遣いしたり同じような表現してしまう癖がありますね。
尾崎さんみたいな表現をブログでしたりとか(今回はできていない)笑。
サビ
サビ冒頭では良くある同棲?カップルの日常を描いていますが、『似てないのは もしかしたらひょっとしたら ひょっとした』の部分は考察が難しいですね。
私は「同じ事をして同じ物を見ていたけど、二人の気持ちは似てなかった」という事なんだと思いました。
『ひょっとしたら』という歌詞から、実は主人公は薄々二人の気持ちの温度差に気付いていたのかもしれません。
『あの時あなたは泣いてたのに』というのは見た目ではわからなかったんでしょうね。
いつも鈍感なのは男だと思っていますがこの場合は逆パターンなんでしょう。
まぁ、男って大事な事あんまり言葉にしない所ありますからね笑。良くないですわ。
『全然似てない』の所、尾崎さんのハイトーンボイスが気持ちいいですよねー。なんで売れへんねん笑!
ここは元カレのモノマネをして泣いてた説を推したいんですけど、一方で「泣き真似」説もあるかなぁと思うんです。
いずれにせよ、ここの表現は「今更あの頃を思い出して泣いた所で、過去は戻ってこないんだよな」、という事が言いたいのかなと読み取りました。
ラスサビ
この曲は2番のAメロBメロがないんですよね。
何かこういうのも新たな試みなのかなぁと思いますが尾崎さん偶にこの手の流れの曲も作るので指定された尺に合わせたのかもしれません。
ラスサビは1番のサビの対比ですよね。
『見てないのは』元カレの気持ちでしょう。
『ある晴れたそんな日の思い出』の部分は本当悲しいですね。
そんな幸せな日々が続いていた未来を想像して泣いているんでしょう。
そう考えるとこの主人公の現在地は少なくとも幸せなではなさそうです。
何か『百八円の恋』もそうですけど映画の主人公達のその後を想像させる曲ですよね。
え?そうなるの?みたいな。
この曲を語るには『ボーイズENDガールズ』についても語らねば、という所だったので割と比較しながら考察してみました。
この2曲自体が10年以上の月日が空いているので、その後2人がどうなったんだ?って事なんでしょうけども、こんな結末なら描かないでくれ〜って感じですけど笑。
曲自体はクリープファンが求めていた素晴らしい曲でした。
それでは、本日はここまで。